
数次相続で増えた相続人と、地方の農地・山林処分をした事例

お客様のご状況
30年前に亡くなったお祖父様名義のままになっている、地方の農地や山林、そして古い空き家について、固定資産税の納税通知書が届いたことをきっかけに相談に来られたCさんのお話です。
長年手続きを放置していた間に、お祖父様のお子様(Cさんのおじ・おば達)が次々と亡くなっており、いわゆる「数次相続」が複数重なっていました。その結果、現在の法律上の相続人は、いとこ達も含めて総勢12名にまで膨れ上がっていました。
Cさんはこれ以上放置すると子供や孫の世代にさらに迷惑がかかると危機感を抱かれていましたが、面識の薄いいとこ達とどう連絡を取り合えばいいのか、また、誰も引き取り手がいない地方の「負動産(山林・農地)」をどう処分すればいいのか、途方に暮れていらっしゃいました。
・相続人の関係:Cさん(孫 / ご相談者)、お祖父様の兄弟姉妹の子、他のおじ・おばの子供たち(いとこ等を含め合計12名、全国に散らばっている状態)
・財産状況:地方の古い空き家と敷地、山林および農地(数筆)
当センターからの提案&お手伝い
相続人が12名ともなると、全員の戸籍を集めるだけでも膨大な作業になります。さらに、全員から遺産分割の同意を得なければ不動産の処分もできません。
当センターでは、まずすべての戸籍を網羅的に収集して正確な「相続関係説明図」を作成することをご提案しました。その上で、誰も欲しがらない山林や農地については、代表してC様が一度名義を引き受け、当センターの提携先である「負動産・引き取り専門業者」へ有償で一括引き取りをしてもらうルートを提案しました。
他の相続人11名に対しては、「これ以上放置するリスク」と「引き取り費用はC様が負担するため、他の相続人に金銭的負担は一切かからないこと」を分かりやすく説明したお手紙を郵送し、C様に名義を一任してもらう承諾(遺産分割協議)を得るアプローチをとりました。
具体的なサポート内容
・大量の戸籍収集および相関図の作成(数次相続の整理)
・全国の相続人11名への一斉連絡(お手紙送付)と意向確認
・全員分の遺産分割協議書の作成および取りまとめ(郵送でのやり取り)
・お祖父様からC様への相続登記(名義変更)
・提携不動産会社への山林・農地の引き取り手続き(所有権移転)
結果
全国に散らばる11名の相続人全員から、迅速に「Cさんに任せる」との同意・お返事をいただくことができました。専門家である司法書士から「このまま放置すると次の世代がどうなるか」を客観的に説明したことで、親族の皆様も事の重大さを理解し、協力的に動いてくださったのが成功の要因です。
その後、C様への名義変更を行い、懸案だった山林や農地は提携業者へ無事に引き取ってもらうことができました(諸費用として約80万円ほどかかりましたが、C様は『毎年の管理手間の負担や、子供たちに負の遺産を遺さずに済んだと思えば安いものです』と納得されていました)。
祖父の代からの長年のトゲが抜け、次の世代へ綺麗な形で引き継ぐことができた、非常に社会的意義の高い事例となりました。
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